リゾート視察旅行記 in Sri Lanka_3    April 2018 -No,11-

飛び飛びとなっておりますが。。
ビーチリゾートの第一人者でスリランカの偉大な建築家
Geoffrey Bawa (ジェフリー・バワ)の建築を巡る
インプット旅の4日目に訪れたのは、
非常に楽しみにしていたバワのコロンボの自邸【No,11】です⭐︎

DAY 4 : No,11

OLYMPUS DIGITAL CAMERA撮影可能な場所は一部

改装中だった為、見学できる箇所も制約があったので、
ほんの一部ではありますがご紹介したいと思います。

☟エントランスでもあるガレージには、
バワが愛用していたロールスロイスが当時のままに置かれています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA☟素敵なタペストリー。車とのレイヤーが絵になります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA☟ガレージの一区画にあるベンチとアートの空間。
床の素材が切り替えられ、雰囲気のあるエリアに。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERA☟ガレージからリビングにつながる廊下。
自然の光が白い世界に陰影を与えとろけそうになるほど本当に美しい空間です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERAここにも彫刻家ラキ・セナナケヤのフクロウのオブジェが。
トップライトの光を受けて黄金色に輝いています☆⭐︎

OLYMPUS DIGITAL CAMERA☟廊下の突き当たり。
装飾的なコラムのフォルムが逆光により効果的に浮かび上がります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA『自然との共存』
がここにも。
☟外部と内部の境界が曖昧になる神秘的な世界観を作り出しています。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAそして、そこかしこがアートなスペースに。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA
OLYMPUS DIGITAL CAMERAこれより先は残念ながら撮影禁止となるのですが、
リビングもダイニングもベッドルームも誠に美しい空間でした。

改装中の為、残念ながら2階に上がることが出来なかったので、
次のチャンスにきっとまた訪れたいと思います^ ^。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

OLYMPUS DIGITAL CAMERA。。。ちなみに。。。
【No,11】を訪れる途中の道すがら、野生の孔雀を発見!
オスがメスの孔雀に求愛している神秘的なシーンに遭遇することが出来ました♥

OLYMPUS DIGITAL CAMERA_______________________________________________________*

+SHOW MORE+

Instagram: makiko_yamaguchi

リゾート視察旅行記 in Sri Lanka_2    April 2018 -Heritance Kandalama-

ビーチリゾートの第一人者でスリランカの偉大な建築家
Geoffrey Bawa (ジェフリー・バワ)の建築を巡る
インプットの為の旅を先月の初めにして参りました!

スリランカ2~3日目に宿泊したのは、バワ唯一の内陸部に位置するホテル
《ヘリタンス・カンダラマ》です。

DAY 2-3 : Heritance Kandalama

IMG_7300《ヘリタンス・カンダラマ》は、
“このジャングルの様なホテルで、鳥たちの囀りの中目覚めてみたい!!”
と思い続け、私にこの旅を決断させたホテルであります。

『自然との共生』という思想の元、国立公園内に岩山に沿うよう
自然と一体に建てられた建物はまるで天空に浮かんでいるかのよう。
東西に渡り全長968mにも及びます。
Amazing…!

到着してまず驚くのは、
ゴツゴツとした天然の花崗岩が入り込んだエントランスホール。
このような『自然と建築の共生』を体感出来るシーンがそこかしこにあります。

IMG_7347オリジナルのままのレセプション壁面。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAレセプションは建物全体の中央部に位置し、
そこから東西に客室が伸びる設計です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA花崗岩は内部にまで続きます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAロビーフロアの中央庭園には、
バワが生み出した『インフィニティプール』があります。
プールの水面とカンダラマ湖の境をなくすことで視覚的に空間を広げ
開放感を生んでいます。

美しい夕景の中、多くの人が遊んでいました。
この”KACHAN”プールを含め3箇所のプールが西側のエリアに点在します。

IMG_7340手入れの行き届いた中庭では、緑に覆われた建物の姿に感動しました。
鳥たちの囀りに癒やされる緑美しい空間。
天空に降り立ったようです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA吹き抜け階段には、彫刻家ラキ・セナナケヤのフクロウのオブジェが現れます。
自国の自然や動物を愛したバワならでは。
バワデザインの椅子に座り一枚。

IMG_8022緑とカンダラマ湖の眺めが気持ちの良い5階に位置するビュッフェスタイルの
カンチャナレストランにも彫刻家ラキ・セナナケヤの
黄金の葉がある木が立ち並らびます。

他にフュージョン料理のカルディアレストランが6階にあります。
カンチャナもカルディアも全体的に美味しいスリランカ料理の中で
群を抜いて美味しかったです☆

IMG_7406この建物、吹き抜け階段や客室廊下には内外を仕切る壁はありません。
雨風動物と共に。どこを切り取っても自然が溢れる気持ちがいい空間です。

カンダラマ湖の向こうにうっすらと世界遺産シーギリアロックを臨めます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAウキウキが止まらないホテル探索。
東側SIGIRIYA WINGの客室廊下を歩いていると、
柱が乗るむき出しになった岩盤が現れます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA至る所に岩石が出現。☟西側DAMBULLA WINGの客室廊下。

IMG_7284東側と西側をつなぐ渡り廊下の床にはさまざまな動物が刻まれていました。

IMG_7354客室のインテリアは、バワの弟子チャンナ・ダスワッタさんによるもの。
モノトーンの中にスリランカで採れるチーク材をふんだんに使った
贅沢な内装です。

IMG_6906OLYMPUS DIGITAL CAMERAIMG_6917額に飾られたこの飛び出すオブジェもかわいかったです。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAバルコニーからの景色。
3階客室の目の前には森が現れます。
眺望を楽しみたい方は5階を選ばれるといいようです^ ^

OLYMPUS DIGITAL CAMERA早朝6時。正面の木は猿だらけ!朝から活動的です。
バルコニーにやって来た一匹の猿と目が合い、お互いドキリとする瞬間も。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA動画はこちらからご覧頂けます☞ Instagram: makiko_yamaguchi

ホテルが運営する早朝の野鳥観察ツアーではカンダラマ湖に沿って2時間ほど、
望遠鏡からも肉眼からも美しい鳥たちと美しい朝景に出会えました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAバワの愛情溢れる《ヘリタンス・カンダラマ》は非常に素晴らしく、
2泊3日でも足りないほど、もっともっとその空間に浸り
バワの世界を感じていたいホテルでした。

-世界遺産 Sigiriya Rock-

《ヘリタンス・カンダラマ》のあるタンブッラからアクセスしやすい
シーギリアの世界遺産《シーギリアロック》に登って参りました!
「天空の宮殿」と呼ばれている名所です。

IMG_6939この岩山の頂上には華麗な王宮があったとか。
1ooo段の階段を登り、山頂を目指します!

自然の岩を砕いて作った入り口。
バワの『自然との共生』の思想の根源をここに見る事が出来ます。

IMG_6835さらに登ると現れるライオンの足になっている入り口。

IMG_7324そこかしこにサルがおります。
尻尾を踏んでしまわないか不安になりながら登ったその先は…

IMG_7327絶景!

IMG_7322汗だくになりながら登った甲斐がありました^ ^

トキメキのスリランカ旅はまだまだ続きます。。

_______________________________________________________*

+SHOW MORE+

Instagram: makiko_yamaguchi

リゾート視察旅行記 in Sri Lanka_1    April 2018 -Jetwing Lagoon-

ビーチリゾートの第一人者でスリランカの偉大な建築家
Geoffrey Bawa (ジェフリー・バワ)の建築を巡る
インプットの為の旅を今月の初めにして参りました!

6泊8日の視察記録を徐々にですが更新していこうと思います。

DAY 1 : Jetwing Lagoon

IMG_6743スリランカ到着初日のホテルはコロンボ空港から車で40分ほどの場所にある、
スリランカ初の観光客向けリゾートホテル《ジェットウィング・ラグーン》。
バワがスリランカで初めて手掛けたホテルです。

ホテル到着は夜。

IMG_6727スリランカ初日はニゴンボ・ラグーンに浮かぶ満月を眺めながらのディナー。
点々と灯る対岸の明かりがロマンチックです。

IMG_6731OLYMPUS DIGITAL CAMERA1966年竣工の後、老朽化により2012年に改修が行われました。
今もオリジナルが残っているのは
“バワルーム”と宿泊した”バワスイートルーム”のみ。

IMG_6724当初、バワルームに宿泊予定だったのですが、
ホテル側のご好意で”バワスイート”にアップグレードして頂きました!⭐︎

IMG_8695手前がリビングルーム。
ベッドルームとバスルームはそれぞれ2部屋づつの間取り。

IMG_8676IMG_8660漆喰壁にテラコッタの床。
派手さはありませんがクラシカルでシックな落ち着く空間です。

IMG_6708バワ空間にはオリジナルの間接照明がここかしこにあり
空間を柔らかく演出しています。

IMG_8696大きなジャグジーバス。ステージ状になっています。

IMG_6702バワ建築では壁面や天井にタペストリーを多く使用しています。
エスニック柄が空間を引き締めます。

IMG_8675景色を額縁として切り取るのが上手なバワ建築。
目の前にはラグーンが広がっています。

IMG_8665ホールに設置されていたバワデザインの鉄製のベンチ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA次は、唯一内陸部に建つバワ建築の最高傑作と言われる
《ヘリタンス・カンダラマ》に続きます…

_______________________________________________________*

+SHOW MORE+

Instagram: makiko_yamaguchi

温泉視察旅行記 【強羅花壇】October 2017

OLYMPUS DIGITAL CAMERA昨年の秋に両親・家族と訪れた箱根の温泉宿『強羅花壇』について
備忘録として残しておこうと思います♨

_______________________________________________________

『強羅花壇』は、40年も前 、私がまだ幼い頃、
両親が両祖父母と私を連れて来てくれた思い出のお宿で、
いつか私も両親を連れて訪れたいなぁと予々思っていました。

_______________________________________________________

箱根を代表する老舗旅館として名高い『強羅花壇』。

その建築も必見です。

☟このダイナミックな柱廊は建築家竹山聖氏によるもの。
非日常に導いてくれる架け橋のようでロマンスを感じます。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

40年前と同じ離れに宿泊したかったのですが、
今はもう残っていないということで、
今回は2010年にオープンした

『花香』

という離れの貴賓室に宿泊しました。

間取りは、
本間・リビングルーム・ベッドルームに旧閑院宮家の庭園を望むテラス
青森ヒバ風呂(内風呂)と石造りの露天風呂があり
2家族でゆっくり過ごす事が出来ました。

IMG_3471☟風情があって可愛らしい玄関。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA☟本間の床の間。

モダンな掛け軸がしっとり艶やかな漆器と調和して素敵です。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA☟BED ROOM。

お布団を購入される方がいるというほど寝心地満点!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA☟LIVING ROOM。

奥に見える宮家の庭園と一体になった石造りの露天風呂では

満天の星空を眺めながら物思いにゆっくり浸ることが出来ました…

★+♨=❤️

早起きして入った朝風呂はもちろん最高です♫

OLYMPUS DIGITAL CAMERA☟温泉後の夕食。

季節感溢れる盛り付けと演出にうっとり・・・❤️

OLYMPUS DIGITAL CAMERA最後に両親と☺︎☺︎☺︎

40年前に両親が連れて来てくれたお宿に40年後、こうしてまた家族団欒
一緒の時間を過ごせ、とてもしあわせな思い出となりました⭐︎

OLYMPUS DIGITAL CAMERAいつの日か、人を癒してしあわせにする極上空間を創造出来ますように…
_______________________________________________________*

+SHOW MORE+

Instagram: makiko_yamaguchi

MilanSalone del Mobile.Milano 2017★

もう3か月も前になりますが、今年の4月、初めて家具の国際見本市ミラノサローネへ行って参りました!OLYMPUS DIGITAL CAMERA

とにかく家具が大好きな私にとって、最新家具が一堂に会するこの場所は最高にエキサイティングでした⭐︎

↓《Kartell》ブース。大勢の人と新作がずらり。

IMG_0947今年はサーモンピンクやグリーンなど懐かしいカラーリングが流行り。
素敵な新作がたくさんあり、日本に入ってくるのが待ち遠しいです♪

IMG_1032

↓イタリアのセラミックブランド《bosa》のブースには、スペインのデザイナー、ハイメ・アジョンのオブジェが並びます。かわいい!

IMG_0987

IMG_1049↓アウトドア家具ブランド《DEDON》のブースでははしゃぎました^ ^

IMG_0932《Kartell》のブースでは、フランスのスターデザイナー、フィリップ・スタルクが大勢のメディアに囲まれていたので紛れてパシャり^ ^

IMG_1030一緒にもパシャり^ ^IMG_1031

↓サローネ会場から少し離れた《moooi》の会場も大盛況。
ホテルをイメージした会場構成。

IMG_1236moooi16周年分の照明器具が集まっています。

IMG_1296↓エントランスにあった、昨年発表の「チャールストン」。
意外と座り心地良し^ ^
moooiは今年から実用的な家具も増やしているそうです。

IMG_1354サローネ二日目の朝。ミラノドュオーモ広場にて。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAサローネ会場に向かいたいのですが、どの地下鉄のエントランスもなぜかクローズ。。まさかの地下鉄ストライキです。
この日はサローネ会場を諦め、急遽予定変更。プラダ財団に!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA昨年の9月にも訪れていたのでプログラムに変わりはありませんでしたが、
何度来てもいい空間です。
↓床・壁・天井が格子メタルで囲まれたコンセプチュアルなトイレ。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↓トーマス・デマンドのインスタレーションは何度来ても見応えがあります。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAプラダ財団の隣ではアウトドア家具ブランド《PAOLA LENTI》の展示も。
↓色鮮やかでバリエーション豊かなアウトドア用カーペットたち。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAヨーロッパのアウトドア家具は本当に素敵です。
↓今回行った中でも《B&B ITALIA》のアウトドア家具は相変わらず素敵でした。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↓《B&B ITALIA》の会場では、新作SOFA『SAKE』もお披露目されていました。
Piero Lissoniのデザイン。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA↓ミラノ市内で人気だった《COS》のインスタレーション『New Spring』。
桜の木をイメージしているのでしょうか。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAこの桜の木(?)から生まれた霧が入ったボールは割れて弾けると蒸発します。OLYMPUS DIGITAL CAMERA

などなど…これはほんの一握り。
とにかく歩き回ったミラノサローネは、街全体がお祭りムードで大盛り上がり。
毎日が楽しく刺激的でした!

↓こちらは帰りに立ち寄ったパリのルイヴィトン財団。
フランク・オー・ゲーリーの建築が青空に映えていました。

IMG_1422

IMG_1421また来年も行けるといいな。

_______________________________________________________*

+SHOW MORE+

Instagram: makiko_yamaguchi

 

【Venezia備忘録】Carlo Scarpaに触れる♯01

昨年の9月、イタリアはボローニャを訪れた時に、
数時間だけヴェネツィアを訪れた弾丸旅行について書いてみたいと思います。
OLYMPUS DIGITAL CAMERAボローニャからヴェネツィアまでは列車で1時間半で行く事が出来ます。

お目当ては、ヴェネツィア出身イタリアの建築家カルロ・スカルパの建築物。

まず向かったのは、サン・マルコ広場のOlivettiの元ショールーム
『The museum of Negozio Olivetti in piazza San Marco』です。

54050833-4463-4E0D-AEED-06D66182D6B5今はミュージアムになっています。

C・スカルパは日本建築に造詣が深い建築家としても有名。
随所に日本を思わせる意匠が見受けられます。

IMG_0375ディテールが美しいこの意匠にも日本の影響が感じられます。

IMG_03811本軸を通しながら少しづつ大きさや位置がずれる階段。
途中1枚だけ大きく張り出してるのもかっこいい。

FEBF18C9-13B6-461D-9A80-5F494E3F9A0B(1)美しく叙情的なエントランスを見返って。
漆喰も敢えてレトロな仕上げに。

IMG_0372
IMG_0411

エントランスの照明。
コンクリート・鉄・石といったテクスチャーの組み合わせが工芸品のよう。

IMG_0378エントランス照明と同じ模様が刻まれた水鉢からも日本の影響が感じられます。

IMG_0376ヴェネツィアの伝統的な建築技法を現代的に翻案した床のモザイクタイルの
貼り分。
レトロでかわいい。

IMG_0373華やかなショーウィンドーが並ぶサン・マルコ広場の中に時が止まったかのようにひっそり佇むオリベッティのショールーム。
タイムトリップしたような不思議な気持ちにまりました。
ぜひ訪れてみてください。

IMG_0382駆け足ではありますが、
次もタイムレスなC・スカルパ作品の『クエリーニ・スタンパーリア美術館』について書きたいと思います。

_______________________________________________________*

+SHOW MORE+

Instagram: makiko_yamaguchi

★CERSAIE Ceramics of Italy Journalism Award 2016 受賞★

img_6894昨年ご招待頂いたセラミックタイルの国際見本市「CERSAIE2015」。
そのときのことを書いたブログが、
なんと今年のCERSAIEジャーナル大賞に選ばれ、
先週はその授賞式のためイタリア、ボローニャに行って参りました!

img_6838

式典会場は、昨年と同じくSassuoloという街にあるフレスコ画が素晴らしい
中世の歴史的宮殿Ducal Palace。

Cersaie International Press Conference @ Palazzo Ducale - Sassuolo (MO)昨年も訪れたこの場所に、また来ることが出来るとは夢にも思っていませんでした…!
↓ 式典会場の大広間。大空間に描かれたフレスコ画も大変見事です。

img_6872さあ、式典が始まり、次第に緊張が高まります。

Cersaie International Press Conference @ Palazzo Ducale - Sassuolo (MO)

img_7115「Headstarts, Makiko Yamaguchi!!」
名前が呼ばれ、いよいよ壇上へ…!

Cersaie International Press Conference @ Palazzo Ducale - Sassuolo (MO)表彰は、イタリア産業総連盟のチェアマンMr. Emilio Mussini氏より授与して頂きました!

OLYMPUS DIGITAL CAMERA手前:イタリア産業総連盟マネージングディレクターMr. Armando Cafiero氏。
奥:私を選んでくださったエディターのMr. Andrea Serri氏。

まさか、遠く離れたイタリアの地でこんなにも大勢の方の前で名前を呼ばれるとは…!
感無量でした。

img_6875レッドカーペットが敷かれた宮殿の前では演奏と共に、
伝統的なフラッグショーが披露されていました★

OLYMPUS DIGITAL CAMERA表彰式の後は、立食パーティー会場へと移ります。

cersaie2016_serata_3360このパーティーでは様々な国の方とお話をさせて頂き、貴重な時間を過ごせました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

想像以上の祝典で緊張もしましたが、日本イタリア国交150周年の年に
この様な素晴らしい賞を頂き大変光栄です。

イタリアのタイルは、デザインや質感が群を抜いて素晴らしく、
今後もインテリアデザイナーとしてタイル業界に貢献して行けるよう
精進していきたいと思います。

★CERSAIE2016サイトに受賞のインタビュー動画が上がってました☺︎

https://www.youtube.com/watch?v=lGlBMlTZtWE&feature=emb_logo

★受賞した昨年のブログはこちらです☺︎

https://headstarts.jp/blog/archives/5280

img_7131ちなみに、今年気になったタイルはというと、「木」のタイルです。
セラミックタイルじゃないの??という感じですが、
本物の木で作られています。

↓ こちらは「BISAZZA」の最新タイル。
「BISAZZA」とえばガラスモザイクタイルで有名ですが、
最新作をセラミックタイルでなく「木」のタイルで打ち出して来たところがおもしろいです。
今後も最新のイタリアタイルに注目ですね。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERAそして、今年のCERSAIEでは、ノーマンフォスター卿の講演を聴くことが出来ました!Amazing!!!

OLYMPUS DIGITAL CAMERAインスピレーションを受けたという、レオナルド・ダ・ヴィンチのウィトゥルウィウス的人体図の話から始まり、ジオメトリックや、造形フォルムの導き方など、吸い込まれるように聞き入ってしまいました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERA

最後に、今回お世話になったシンガポールのコーディネーターRobertとRosei♡
Grazie mille!!!

img_7160_______________________________________________________*

+SHOW MORE+

Instagram: makiko_yamaguchi
CERSAIE Website: https://www.cersaie.it/…/International-Press-Con…/235968/2016

CHILL-OUT in Amami Oshima SUMMER VACATION 2016☆

7月の話になりますが、2016年の夏休みは、例年通り奄美大島でリフレッシュして参りました☆

IMG_5120今年は、念願だった手つかずの自然が残る加計呂麻島にも滞在出来ました。
加計呂麻島に着いた初日。ぎりぎり夕景に間に合いました!☆

img_4881奄美は夜も感動を与えてくれる場所。満天の星空が広がります。

IMG_5137 島の美味しい朝ご飯。もりもり食べれちゃうほど健康的で優しい味付け♪
お家でもこんな朝ご飯を家族に振る舞いたいものです。

IMG_5153加計呂麻の海では美しい珊瑚礁スポットをシュノーケルで巡りました。

OLYMPUS DIGITAL CAMERAランチはシークレットビーチで手作りパスタ☆
海水で茹でたパスタは天然のミネラル100%♪ 貝のお出しも効いてます☆

img_4895武名(たけな)集落にある島最大のガジュマルの樹にも会って来ました。
溢れんばかりの生命のエネルギーが漲っていて、パワーをもらえた気がします!

IMG_5397本島では、生まれて初めて川でタナガ(手長エビ)採りにチャレンジ^ ^
川遊びなんて何年振り??時が経つのを忘れるほど没頭してしまいました。
これは充実の笑顔です(笑)

img_4939どどーーん!!
捕まえたタナガは、名瀬にある美味しいブラジル料理のお店
架空食堂 Au Pas Camarade オ・パッキャマラド
で唐揚げにしてもらいました♡格別に美味しい!!♡♡
料理人のあゆみさんありがとうございました!

OLYMPUS DIGITAL CAMERAその日は、奄美のアイドル『まちゃこ』のお誕生日を大好きな仲間でお祝いしました♪

OLYMPUS DIGITAL CAMERAOLYMPUS DIGITAL CAMERA今回、まちゃこには釣りや川遊びに連れて行ってもらい楽しい思い出がたくさん出来ました。
まちゃこありがとう!♪!!
LOVEまちゃこ♡LOVE奄美♡♡

img_5039

_______________________________________________________*
+SHOW MORE+

Instagram: makiko_yamaguchi

CERSAIE 2015 視察旅行記 番外編

CERSAIEからの帰りは、折角なのでミラノまで足を伸ばしました!

目的のひとつは、今年、日本で開催されたオスカー・ニーマイヤー展に訪れた際、実物を見てみたい!と強く思ったモンダドーリ出版社本社ビル。

IMG_1853外から眺めるだけでしたが、この目で見ることが出来て感動〜!かっこいい!! 内部見学が出来るツアーもあるようです。

P1190535今年の5月にOPENしたばかりのプラダ財団ミラノにも行きました☺︎

IMG_2200建物は古い蒸留所を生かしてレム・コールハース率いるOMAが構築。

P1190619

IMG_1891どこを切り取ってもかっこいい…!

P1190546Lost Love (2000) by Damien Hirst

P1190569展示の内容も構成もすばらしく、飽きることがありません。

P1190624P1190595ウェス・アンダーソン監督デザインのカフェも大盛況☺︎

P1190628ランチは街に出て10 corso comoにて☺︎☺︎

IMG_221220年振りのミラノは駆け足となりましたが、ぜひ、またゆっくり来たいと思います☆

______________________________________________________*

CERSAIE 2015 視察旅行記

先週は一週間、ヘッドスターツが日本の視察団としてご招待を受けました、イタリア・ボローニャで開催の”CERSAIE 2015″に参加して参りました☆

IMG_1163CERSAIEは世界最大のセラミックタイルとサニタリーが展示される国際見本市で、東京ドーム3個分の広さとも言われる中に900社近くのブースが入っており、これを4日間掛けてまわりました!(それでも全部なんて到底無理!)

IMG_1401 世界的なフェアだけあり、会場内は熱気でむんむん!

IMG_1348 イタリアのタイルは世界の最先端でファッションのように流行があり、展示会は各社流行の足並みを揃える傾向にあります。

トレンドとしては、セメント・モルタル調タイルや、

P1190322フローリング調タイルが圧倒的に多く、近くで見ないと本物かと見間違うほどのレベルの高さです。

P1190412大理石調マーブル柄タイルは定番と言ったところでしょうか。

P1190355スタルクプロデュースの新作タイルブースでは、機能的なシステムタイルが発表されていました。

P1190404

P1190371イタリアらしく、フェラーリのデザインでも有名なピニンファリーナの新作タイルもありました。

P1190328高級タイルブランドPETRA ANTIQUAのブースにも立ち寄りました。とっても高価だけどとってもうつくしいタイルたちです。

IMG_1859(1)他にも素敵なタイルがたくさんあったので、ぜひ、今後の実物件に取り入れてみたいと思っております。わくわく☺︎

CERSAIEがすごいのは展示会場だけではありません。オープニングの祭典も盛大!祭典会場はボローニャとパルマの間に位置するサッスオーロという町にある歴史的な宮殿 Ducal Palaceで行われました。

IMG_1214宮殿内は壁も天井もフレスコ画。モールディングが廻っているのではなく、すべて描かれた絵なのです。

IMG_1257宮殿の外にはレッドカーペットが敷かれ、ファンファーレが鳴り響きます。

IMG_2265別日には、オーストラリア出身の建築家Glenn Murcutt氏の講演会も拝聴。

IMG_1371イタリアの学生たちもたくさん来ていて、学生たちに向けて、とにかくdrawing! drawing!と訴えていたのが印象的でしたね。

IMG_1379CERSAIEのプログラムには、イタリアの高級スポーツカー・フェラーリミュージアムの見学が用意されていたり、

P1190476 1P1190475ちなみに移動のバスもイタリアならでは。フェラーリです☺︎

IMG_12071871年創業の老舗ビネガー”REONARDI”の工場見学もありました。100年物のビネガーは杏子飴のように甘酸っぱい♡お味でした。

P1190479IMG_1535まだまだ書き切れないほど内容が詰まった4日間でしたが、とてもいい刺激と体験と貴重なインプットの視察旅行となりました!

ご招待いただけた事を光栄に思います。

コーディネーションしてくださったエージェントの上田マヤさんをはじめ、日本の視察団のみなさま、大変お世話になりました!★

IMG_1594______________________________________________________*

リゾート視察旅行記 in Bali_2 at BVLGARI RESORT BALI  July 2015

もうひとつのリゾート視察として選んだのが、インド洋を見渡すウルワツの丘に優雅に佇むBVLGARI Hotels & Resorts Baliです。

到着したのは夕方。何度も写真で見てきた風景ではありましたが、目の前に広がる景色はまさに楽園でした…!

「What a amazing…!!!」

IMG_4894敷地内はカート移動も出来ますが、この楽園内では時間に追われることなくゆっくり寄り道しながらお散歩するのが◎♪

IMG_99全室プール付のヴィラからはインド洋が臨め、サンライズとサンセットがたのしめます。

P1190233

IMG_4879コンテンポラリーイタリアンデザインとバリニーズタッチを取り入れたインテリアはシックでモダン。とってもかっこいいです☺︎

P1190220朝7時。キーキーギャーギャー!何かと思い窓の外を見ると…

猿!

IMG_5005次から次へと20匹は下らない猿の大群が私たちのヴィラに集まって来るのです…!

IMG_5003ちょっとした恐怖の中、固唾を呑んでいると、一斉に崖の下に降りて行きました。。なんでも朝の7時に崖の下で猿たちに朝食をあげているのだとか。。ほっ。。それにしても驚きました。笑

プライベートビーチへ

滞在中はリゾートの外には出ないぞ!と決めていたので、海遊びはプライベトビーチで。断崖絶壁を下るためにこの屋外エレベータに乗ります。IMG_4648下に着いてからもさらに階段を下りて行くと、誰もいない静かな隠れ家的ビーチが現れます。

IMG_4659

IMG_4675

波が高く海に入る事は出来なかったのですが、テンション上がってしまい、つい…

IMG_4670波が高くなければ入りたかったですね。

海の後は、ジャワ島のアンティークジョグロヴィラを復元した、壁面彫刻が素晴らしい「The Spa」へ。こちらのスパでは90分間のバリニーズマッサージとデトックスマッサージを堪能!ただただ贅沢なひととき…IMG_

メインプールもenjoy☆1907505_864105983680690_2361444213335102765_n

ダイニングもお買い物も堪能したあっという間の3日間でした。にこやかでフレンドリーなスタッフはみんな、名前で呼びかけてくれます。緑溢れる絶景と最高のホスピタリティ。本当に楽園の様な場所でした。IMG_4952現実世界に戻った今、バリロスになることも許されないほど慌ただしい毎日ですが、そんな忙しい日々があるからこそまた訪れたくなる非日常世界。

さてさて、次はどこに行きましょう….★

IMG_5026______________________________________________________*

リゾート視察旅行記 in Bali_1 at Alila Villas Uluwatu July 2015

今年のリゾート視察は自身のWeddingも兼ねてバリ島に行って参りました★

222元々、式を挙げるつもりはなかったのですが、リゾート計画を練る中、いつも建築本やサイトでうっとり眺めていたAlila Villas Uluwatu, Baliを思い出し、ここでなら挙げてみたい!と思い、決行と相成りました。

Alila Villas Uluwatu, Baliは、「自然との共存」「地域貢献」をコンセプトに、地元で採れる天然素材や廃材を再利用した独創的なデザインが魅力的なモダンなホテルです。

IMG_4053☝吹き抜け装飾のあるロビー天井

☟クリフトップのインフィニティーブールはインド洋まで続きます。

11222181_1004350239588941_1051647684300435210_n点在する大小さまざまなカバナと白いモダンな建築。抜け感がとても気持ちの良い爽やかな空間です。

333式の前日、仲良しカメラマンさんたちがヴィラに遊びに来てくれました☺︎♪

P119014084棟のプールヴィラはどれも贅沢でゆったりしたスペース。部屋のつくりもモダンで窓をフルオープンにすれば開放感抜群!

IMG_4391部屋とプールで一直線につながった小さなカバナでは、本を読んだりうたた寝したりお昼を食べたりお茶したりプールに飛び込んだり…ゆっくり気の済むまでごろごろゴロゴロ…

IMG_4215時には猿も遊びに来たりして…(お部屋に入られないように注意…!!)

IMG_4250式前日は大好きなスパ”THE SPA”でバリニーズマッサージ☆ 緊張がほぐれます☺︎

P1190102ヴィラ内の至るところに置いてあるピローミストやサンローション・リップバームなどのオリジナルアメニティーグッズがこちらのスパで購入が出来るのでお土産にぴったり^ ^

IMG_4133

★いよいよ式当日★

この日は雲ひとつない、風もまったくない、空と海がくっついちゃいそうなほど カ イ セ イ !!!

11541002_948062625233310_3138526867140810015_nIMG_4429IMG_4456PHOTO : KOZO TAKAYAMA

11202986_1004946422862656_2422161824833008827_oPHOTO : TETSUYA ITO
12444

PHOTO : KOZO TAKAYAMA

11707915_1004953642861934_3182833213069876101_oPHOTO : TETSUYA ITO

17-2満月と重なり、なんとも美しいSunset weddingとなりました。

式の翌日Alila最終日。式場だったカバナは元の姿に戻り、日常の景色に。。

IMG_4543バリ島挙式。どうなることかと心配もありましたが、参列者みんなが喜んでくれる思い出に残る素敵な結婚式となりました…☆IMG_4538______________________________________________________*

 

CHILL-OUT in Amami Oshima SUMMER VACATION 2014☆

image(6)

去年に引き続き、今年もバタバタの合間を縫って奄美に行って参りました!

台風の予報もあったのですが、実は晴れ女らしく、台風が避けて行ってくれました☆

奄美1SUPに初挑戦。ウミガメと遭遇し併走したり、

P1170330 2シーカヤックにも挑戦。ぐんぐん進んでたのしい!

image(6)奄美2ヨットで加計呂麻島にも行って来ました。

今年も奄美の海は最高で、夜は夜で満点の星空。潮騒を聞きながら寝床に着き…

つくづくリフレッシュって大切ですね☆ 来年も行けるといいな…!

image(0)

_______________________________________________________*

 

 

CHILL-OUT in Amami Oshima SUMMER VACATION 2013☆

今年の夏休みは、ばたばたの合間を縫って奄美大島に行って来ました!

特に下調べもせずたどり着いた奄美大島でしたが、うつくしい海と大自然になんともAMAZING!! 沖縄とも違う、本土とも違う、こんな綺麗な場所が日本に存在していたのかと心から感動しました。都会時間をあっという間に忘れさせる、の〜んびりとした奄美時間に身を任せて参りました。

きらきらきらきら☆

天候にも恵まれ、雨風なく波も穏やかで、太陽の光がきらきらと降り注ぐカラッとした毎日でした。日本で2番目に広いマングローブの原生林や無人島にも足を運んで来ました。

無人島の海から上がった後、「体がベタベタしてないー!」なんて驚いていたら、本来、海はさらさらしていて、人が住んでいない海ほど澄んでいて綺麗なんですよ^^とガイドさん。海がベタベタしているという先入観の元は工場からの排水や生活用水だったんですね。。毎日使う洗剤などにも気を配っていきたいものです。

☝無人島の海。青い珊瑚礁が広がっています。

夜は夜で満天の星空☆(写真には写っておりませんが…w)

ラッキー☆だったことに、訪れた時期がちょうどペルセウス座流星群の活動ピークと重なり、月明かりがなくなった頃から現れる、全天に広がり流れる大量の流星群を目撃することが出来ました。浜辺に寝そべりながら見上げる天然のプラネタリウムに感動。。!

ここでは当たり前の”こと”や”もの”が都会にはなく、その逆ももちろんあって。。とにかく、頭がからっぽになりましたw 都会からまだ離れられない私は、癒しの時間を求めて、また訪れに来ようと思います^^

_______________________________________________________*

リゾート視察旅行記 in Thailand December 2012

こんにちは。久しぶりすぎる投稿は、すこしだけさかのぼって昨年末に行って来たTHAI旅行について書いておこうかと思います。

「ゆっくりしたい〜〜〜」、なんて言いながら、結局私の「旅行」はいつも計画ビチビチのあれもこれもであっという間に1日が過ぎていく典型的日本人(?)パターンだったので、この旅は外の予定は入れない徹底的した”ENJOY HOTEL LIFE”に仕上げてみることにしました。

ゆっくりするってこういうことかな。

ホテルライフを充実させるべく、今回はプライベートスイートヴィラに泊まってみました。リビングダイニングルーム にキッチン、そしてベッドルームが2部屋備わり、プライベートプールサイドからアンダマン海が見下ろせるなかなかの素敵ヴィラです。プライベートプールにはお風呂やジャグジー、 サウナも付いていて、日中はプールで遊んで、ときどき本を読んで、ちょっとつかれたらデイベッドでゴロゴロ。お風呂でウトウト。スパではうっとり。。普段はなかなか出来ない贅沢すぎる時間の 使い方を実践してきました。

とは言っても。

プーケットははじめての町なのでちょっとだけ町散策。フルーツをたんまりと買い込んだり、象と触れ合ったりもしてきました☆

LOVE TENNIS☆

テニスはうまくないですが、小さい頃から観るのもプレイするのもスキだったので、”ENJOY HOTEL LIFE”のひとつに盛り込んでみました。青い空の下、緑に囲まれた森の中でのテニスは清々しくてとても気持ち良かったです^^

夕方のアンダマン海に沈む夕日はとても素晴らしくて、ずっとこの景色を眺めていたいほど。

夜は夜でよいものですね、Hotel Lifeって。

出掛けない夜はお部屋でゆっくりバーベキュー。取れたての海鮮やお肉やお野菜をシェフに調理してもらったり。

食事の後も適当にプールに浮かんだり、お酒片手にジャグジーに浸かってみたり、時間を気にしなくていい生活。最高すぎてわたしは日本に帰れるのだろうか?と思っていましたが、期限が付いているからいいんでしょうね〜、こうゆうのって。お陰様で2013年がんばれてます^^。

最後に。

こうした時間を止める旅行をしてみて思ったことは、日々の毎日を一生懸命すごしているからこそ味わえる贅沢なんだろうな、と。なんか色々なものに感謝をしました。

そしてこの旅行からすでに3ヶ月。そろそろ一年の4分の1が終わろうとしていますが、こうした癒される旅を通してよりステキなリラクゼーション空間を今後たくさん提供することが出来たらしあわせだなぁ〜と思い、残りの一年もすべてが全力投球の悔いのない毎日をすごそうと思う次第です^^!

_______________________________________________________*

ニュージーランド旅行記 -鳥の楽園- December 2010

太古の昔、四つ足動物が生息しない”鳥の楽園”だったいうニュージーランドで、
思いっきり自然と戯れたい!という思いから、1週間ほど
昨年末の余暇を過ごしにニュージーランド南島に行って参りました。

行けども行けども、見渡す限りの緑と空と羊の群れに飽きる事なく
存分に自然を堪能する事が出来ました。

シダの森に

朝5時半起床。クイーンズタウンからバスで約2時間、さらにTe Anau(テアナウ)湖をボートで渡ること1時間したところにある、日本では見る事のできない原生林やシダ植物の森、ミルフォードトラックを歩いて来ました。

”鳥の楽園”と言われるようにここの森にはクマや蛇といった危険な動物がいない為、トレッキングにはとっても適したところで有名です。そして、世界一美しい散歩道 “The Finest Walk in the World” とも呼ばれています。

森の中へ

この日の森のお天気は雨。夏だというのに寒い。しかし不快な事はなく、ここは雨の森なんだなぁ、と思うほどシダやコケが生き生きとし、初め て見る苔むす木々や樹齢600年のブナの木にテンションが上がります。耳を澄ませば、聞いたことのない電子音の様な声で鳴く鳥のさえずりが響いていました。

Clinton River

クリントンリバー沿いを進みます。雨が山の至るところに滝を作り、景色を作ります。

Wet Land

「Amazing!!!」私が英語圏の人間であればそう叫んでいたでしょう。目が覚めるようでした。グループから逸れそうになる程、シャッターを切りました。こんな色鮮やかな湿地を見た事がありません。アメイジング。。。!

感動しっぱなしのミルフォードトラック、山好きにはたまらない非常にお勧めの場所です。

羊の毛刈りSHOWを見る

去年のいつだったか、石原さとみちゃんが羊の毛を刈っているシーンを見て私もやりたいなぁ、と思っていたので今回の予定の一つに入れてみました。

☟休みの日は釣りか読書をするという400ヘクタールの牧場を所有するビルさんと牧羊犬のアイスくん。

アイスくんは羊たちの先頭に立って目的地まで誘導します。吠える事をせず、眼力と体の動きだけで羊たちをコントロールします。

それでは、毛刈りスタート〜!

おおおおぉぉお!ものの2~3分であっという間に丸坊主です。見ているだけで十分楽しめた毛刈りSHOWを最後にニュージーランド旅行記を終えたいと思います。

最後に。。

木々を伐採し続け、多くの自然と鳥を失い、その反省から再び木を植え始め、現在自然を最も大切にする国となったニュージーランド。1週間の短い旅行でしたが、都会を離れ大自然に身を置き、目にするもの、触れるもの全てから生気と癒しをもらう事が出来ました。

さて、次はどこに行こうかなぁ。。

 

 

ドイツ旅行記 工場跡地 Landschaftspark Duisburg-Nord, May 2007 

https://headstarts.jp/blog/wp-content/uploads/2010/10/IMG_0302-520×390.jpg

もう3年前の2007年5月、「impressive~~~~!!!!!!」と叫んでしまう程、胸が高まりわくわくドキドキが止まらなかったドイツ・ドゥイスブルクの工場跡地、ランドスケープパークを言葉少なめ・写真多めでご紹介します。ちなみに、この年の5月のドイツは今年の5月とは打って変わって雲一つない晴天続きの毎日でした。

ここは1980年代の中頃までテュッセン株式会社Thyssen AGの製鉄所で鉄鉱石の溶鉱が行われていたそうです。

ここでの旅先案内人は各国を飛び回る陽気な研究者ベルリン在住ドイツ人のHenning(ヘニング)さんです。

どうしてわたくし自身こんなに工場機械に魅力を感じるのか最近わかってきたのですが、自分では到底作れない、理解出来ない程の管や鉄鋼の集積に圧倒感と未知を感じ、どうやらそこにものすごく感性 が刺激される様なのです。アニメの世界にいる様なふわっふわな気分を味わって来ました。

ドイツならびに他の欧米諸国の産業時代の証拠物である匿名的な建造物をタイポロジー(類型学)という独特な手法で撮り続けていたドイツ人写真家、ベッヒャー夫妻 (Bernd und Hilla Becher)の写真も。かっこいいです。

最後に。。

本当は、Essen(エッセン)という街にある世界遺産Zollverein(ツェルフェライン)炭坑跡のRed dot design museum(レッドドットデザインミュージアム)に行きたかったのですが、この日が休館日だった為のランドスケープパークは代案だったのです。しかしそれが功を奏してこの様なガイドブックには載っていない素敵な場所に来る事が出来ました。これだから旅はやめられないのですねぇ。

 

ヨーロッパ スパ視察旅行記 ドイツ編 May 2010

P1060417ファビアンに別れを告げ、スイスはチューリッヒから、いざ、ヨーロッパ屈指の温泉保養地バーデン・バーデンinドイツへ向けて出発です。車窓からの風景も車内の風景もどこを取っても色鮮やかでやわらかく、ほのぼのとしていました。

P1060393P1060399

バーデン・バーデンに到着!

チューリッヒから特急列車に揺られる事2.5時間程でバーデン・バーデン駅に到着です。

ここでは、2カ所の浴場(カラカラ浴場 Caracalla Therme と、フリードリッヒ浴場 Friedrichsbad) を楽しんで来ました。今回は特に印象的だった後者、伝統と歴史を重視した古代ローマ風呂の雰囲気を残すフリードリッヒ浴場をご紹介したいと思います。

入浴方式(ざっと説明)☝

ri_roemisch_plan_klein
フリードリッヒ浴場
の入浴方式は裸で混浴のローマン・アイリッシュ式というものです。その名の通り、ローマ式とアイルランド式をミックスした方式で、”冷温交互浴”と呼ばれているそうです。

ローマ式 – 基本的に温浴室・温水浴槽・冷水浴槽・休息室

アイルランド式 – 約50°の飽和蒸気で満たされた蒸気浴室(ミストサウナ)

上記の2つの方式がミックスされているフリードリッヒ浴場は、入浴の時間と順序が決められている1番から17番までの部屋で構成されています。

入館

入り口で石鹸ブラシマッサージ付チケットを購入し、脱衣室へ。用意されていたシーツを巻き、まずは1番のシャワールームか らスタートです。ここから先はタオルやシーツの持ち込みは出来ません。混浴という認識で覚悟して来たのですが、いざ裸の男性がこちらを向いてシャワーを浴 びているのを目の当りにすると少々怯みます。

FB_02_Website_001

郷に入ったら郷に従え。

という事で、6,000マイル離れた日本からはるばるやって来たのです。怯んでいる場合ではありません。気合いを入れて乗り込みます。

見よう見まねで2番の54℃(15分)の温室から68℃(5分)の3番の温室へと順々に、目安の時間ごとに部屋を移動して進みます。

5番のマッサージルームは男性のマッサージ師さんによる全身マッサージで、そうです、もちろん全裸で受けます。石鹸とブラシで始まるマッサージは最後ハンドに変わります。ハンド全身です。もう怖いものはありません。これにより今までの緊張と恥じらいは一気にほぐれ、その後、7番45℃(10分)と8番48℃(5分)のピラミッド型ベンチのスチームサウナから、9番36℃(10分)フルバス⇒10番34℃(15分)ジェットバス⇒11番28℃(5分)のそこそこ冷たい浴槽まで非常にリラックスした状態で進めました。

一通りが終わった16番のリラクゼーションルームでは、温かい毛布にラッピングされる事30分間ぐっすり休息。そして最後の17番目の部屋の読書室でおしまいです。トータル3.5時間をきっちり堪能しました。

☟建物中央に位置する11番28℃の浴槽。

FB_web_003

終えてみて

歴史を感じる伝統的空間にて伝統様式をまさに肌で感じながらの入浴は、始めは緊張と興奮を伴いながらでしたが、温度やタイプの違うバス・サウナを交互に入る事で汗をたっぷり掻いたり、途中の低温プールでクールダウンしているうちに、脳は沈静化され、体はリラックスしていき最後は脳も体も軽くすっきりリフレッシュされた感覚になりました。

これは、混浴全裸、自分を解き放ってこそ得られた感覚なのかもしれません。

日本で感じる事の出来ない異空間でのリラクゼーション体験は非常に楽しかったです。お勧めの施設です。

Berlinへ

P1060652

バーデン・バーデンを後にし、3年振りのベルリンに立ち寄る事にしました。

3年振りのベルリンは街全体がグレイッシュで寒々しく、緑いっぱいの西ドイツとは対照的に孤独感もひとしおです。

実際、飛び立った日本は夏の様な気候でしたが、降り立ったベルリンは人々がウールのコートを纏う程の冬の様な気候でした。

P1060528

ベルリンでのスパ体験

パーカーと薄手のジャケットしか持ち合わせなかった私は外を歩くのが泣きたい程寒かったので、友達お勧めのベルリン市内にある小振りなスパLiquidrom thermeに逃げ込む事にしました。ここには浮力を高めた塩水のプールがあり、多くの人がぷかぷかと水面に浮かぶのを楽しんでいました。

私には水温が低かったのか、徐々に体温が奪われていくので割とすぐに上がってしまったのですが、ある文献によると、塩水リラクゼーションは水中リラクゼーションをより発展させる事が出来る可能性があると考えられているそうです。

条件の整った塩水リラクゼーションを体験した後に、またこの場にて報告したいと思います!

Olafur展がやっていました。

今年の始めに金沢21世紀美術館で行っていて足の運べなかったOlafur展がベルリンで開催されていたので行って来ました。美術館を取り込んだ、ここでしか 体感出来ないインスタレーションはコンセプトごと非常に素晴らしく、とても興奮させられるものでした。

感動できるものに触れた時の感覚を大切にしていきたいと 思える展覧会を最後に今回のヨーロッパ スパ視察旅行記とさせて頂きます。

 

 

ヨーロッパ スパ視察旅行記 スイス編 May 2010

P1060309 のコピー今年5月、長年お世話になったWonderwallを卒業し、海外のリラクゼーションを学ぶ!という目的でヨーロッパ・スパ視察旅行と称した慰安旅行に10日間ほど行って参りました。

場所は、ロンドン経由のスイスとドイツです。

スイスのスパと聞いて興味のある多くの方は、ピーター・ズンドーのTherme Vals を想像されたかと思いますが、大変残念ながらこの時期はオフシーズンの為閉館しておりました。。ので、これは次回の楽しみにとっておく事にします。

スイスでの旅先案内人はブロンドヘアーがチャーミングなチューリッヒ在住スイス人のお友達 Fabienne (ファビアン) です。

P1060112スイスは自然にあふれる国なので首都チューリッヒから車で10分も行けば山々が現れます。

P1060144

途中のパーキングエリアにて

パーキングエリア内に山小屋発見!

「That’s Swiss~~~!!!」と興奮気味に叫んでいると、小さい声で「Makiko, it’s just touristic… (まきこ、これは観光用に作られたものだから。。。)」とファビアン。

P1060152そんなパーキングエリア内のお店はフレッシュな野菜で彩られていました。好きな食材をその場で選んで調理してくれます。こんなシステムが日本のパーキングにもあればとっても素敵です。

P1060156
P1060155

さあ、着きました!

P1060161
アルプスの山に囲まれたFlims(フリムス)という町にあるホテルWaldhous Flimsでのわくわくスパ体験です。

-3とにかく、環境が素晴らしい!アルプスの山々と森を望みながらのスパ体験。それだけで贅沢な気分を味わえます。

ミストサウナを含む3種類のサウナと屋内外テルマ、それと水の流れるレストルームでゆっくり3時間、十分堪能しました。

-2環境と空間の素晴らしさに加え、香りと音とろうそくのゆらぎにとっても癒さました。

-1

ホテル!

P1060183

この日の宿泊先はファビアンセレクトのとってもかわいいホテルGuarda Valです。

P1060171オフシーズン中だった為、ほかの客人とほとんど顔を合わせる事なく、貸し切り状態でスパを楽しめました。

印象的だったのは、メゾネット式のレストルームにある干し草のベッド!寝心地は?と疑問視しながらベッドに横たわると固さもほど良く、干し草のいい香りに包まれた途端、気付けば眠りに落ちていました。

P1060200人が少ないのでちょっと寂しい感じはありましたが、部屋をアップグレードしてもらえたりと、オフシーズンもけっこう悪くないです。スイスにお越しの際はお勧めのホテルです。

P1060203

ハイジに会いに

P1060287

帰り道にちょうど『アルプスの少女ハイジ』の故郷があるという事で、軽いハイキングも兼ね、本場のハイジに会いにMaienfeld(マイエンフェルト)という町に立ち寄って来ました。

町の中心から30~40分ほどでハイジのお家に到着。少々印象の違うハイジとペーターでしたが、一緒に記念撮影をして来ました。右端に見切れているのは干し草のベッド。

P1060297P1060304この後、足の悪いクララが療養の為立ち寄ったという湯治場Bad Ragaz(バート・ラガッツ)でスイスでのスパ体験を最後に、ドイツスパ紀行へと移ります。

今回の旅を通して

今回のスイス・スパ巡りを通して感じた事を以下に挙げたいと思います。

1:当たり前ですけど清潔感がとっても大切。

勝手のわからない初めての海外スパ体験。緊張しながら水着に着替えスパに臨むわけですが、テルマにしろサウナにしろ水廻りに清潔感があるとそれだけで安心感につながります。

2:加えて香りが大切。

清潔感のあるところにアロマの香りがプラスされると呼吸が深くなり、よりリラックスする事が出来ました。換気設備も重要な要素になってくると思います。

3:さらにの効果を実感。

ホテル Waldhous Flims では流れる水の音を聞いているだけで眠りに誘われました。1/fのゆらぎの効果なのでしょうか。しかもただ流れているだけではなく、途中で吸い込まれる音も加わっているのです。

4:

落ち着く・リラックス出来る空間の光の演出はとっても大切だな、と改めて感じました。

最後に

今後はこの様に自分で感じた効果を医学的な側面からも勉強していきたいと思っております。