もう3年前の2007年5月、「impressive~~~~!!!!!!」と叫んでしまう程、胸が高まりわくわくドキドキが止まらなかったドイツ・ドゥイスブルクの工場跡地、ランドスケープパークを言葉少なめ・写真多めでご紹介します。ちなみに、この年の5月のドイツは今年の5月とは打って変わって雲一つない晴天続きの毎日でした。
ここは1980年代の中頃までテュッセン株式会社Thyssen AGの製鉄所で鉄鉱石の溶鉱が行われていたそうです。
ここでの旅先案内人は各国を飛び回る陽気な研究者ベルリン在住ドイツ人のHenning(ヘニング)さんです。
どうしてわたくし自身こんなに工場機械に魅力を感じるのか最近わかってきたのですが、自分では到底作れない、理解出来ない程の管や鉄鋼の集積に圧倒感と未知を感じ、どうやらそこにものすごく感性 が刺激される様なのです。アニメの世界にいる様なふわっふわな気分を味わって来ました。
ドイツならびに他の欧米諸国の産業時代の証拠物である匿名的な建造物をタイポロジー(類型学)という独特な手法で撮り続けていたドイツ人写真家、ベッヒャー夫妻 (Bernd und Hilla Becher)の写真も。かっこいいです。
最後に。。
本当は、Essen(エッセン)という街にある世界遺産Zollverein(ツェルフェライン)炭坑跡のRed dot design museum(レッドドットデザインミュージアム)に行きたかったのですが、この日が休館日だった為のランドスケープパークは代案だったのです。しかしそれが功を奏してこの様なガイドブックには載っていない素敵な場所に来る事が出来ました。これだから旅はやめられないのですねぇ。